三瓶山全座縦走⑤
2012年 05月 06日
太陽が真上に来る頃には、
気温もぐんぐん上がって来た。
空気が暑い!
涼しい風が欲しい!!
肌寒さを感じるぐらい強く吹いてくれーーー!!
心の中で叫ぶ。
だけどそよ風程度に吹くぐらい。
日差しを遮る葉っぱもまだなく、
暑さにあえぎながら進んで行った。
Nikon 1 J1 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
初めて歩く子三瓶への道は、
最初は急降下する階段から始まった。
じきに階段の姿は無くなり、
岩ゴロゴロの道へと変化して行く。
女三瓶と男三瓶の間にある、
犬戻しなんて可愛いもんだ!と、感じるぐらいの
ヨッコラショ!ドッコラショーイ!な道が続いていた。
これを登りで行くのは相当イヤだなぁ!というくらい、
激下りっていう印象だった。
途中二ヶ所ばかりロープも設置された箇所があったけど、
ロープを使うほどではなかった。
下り方向で不要という事は、
登りではきっといらないと思った。
でもこれから夏になって、
足元の石や岩が苔むしてくると、
お助けロープがありがたくなってくるのかもしれない。
たぶん今の時期は一番歩き易いんだろうという思いで歩いた。
だいぶん下ったところになります。
ふー・・・やっと平坦なところに来たわ―・・・
「ふぅー・・・」ってため息が声になるような感じでした。
男三瓶を子三瓶側から登ったり降りたりが、
ちゃっちゃと気軽に出来るようになったら、
大山の三鈷峰にも挑戦してみようと決意出来るのかなぁ。
まだ怖くて行けない三鈷峰なのであった~~
茂みを抜けると景色が一気に広がりました。
眼下に見える池は、浮布池。
西の原の駐車場なども見えます~
中央付近に見える高い峰々は大江高山火山群です♪
最高峰・大江高山はいつか行ってみたい山です~~
岩ゴロゴロな道が再び登場。
でも岩が乾いているので靴底が滑らずに済むので、
ヨイショ!ヨイショ!ではあるけれどスイスイ進む事が出来た。
そこここに、ヤマルリソウが咲いていた。
男三瓶を子三瓶との中間点へ到達~
ここには西の原と室の内へとのと分かれ道の標識が。
へぇー、こういうポイントもあるんだなぁ!と新たな発見が嬉しい。
西の原から直登して帰りはこっちからとかも出来るね~!と、
次回訪問時のルートにいいかも!と考えが巡ります♪
まだ西の原から登った事はありません。
またの機会に挑戦したいな~~
でも大変そうな印象があります~~
この木はかなり葉桜ですが、
三瓶山周辺は、まだまだ桜が見頃でした。
赤雁山を通過中~
平坦な道は足早に通過するのがもったいない!
しっかし夏になる前にチャレンジする気になって良かったです。
これからの季節は、あんまりいい天気だと日差しに焼かれて大変そう・・・
これまで下りと水平の連続だったのが登りへと転じます。
ちょっと気合の入れなおし!
さぁここから子三瓶への登りの始まり!
最初だけ階段で、すぐに天然の階段状の土の道に変化して行きました。
上手いこと階段状にステップになってて登りやすい道が頂上まで続きます♪
しばらく下りばっかり歩いて来た身に登りが堪えます~~(><)
やっっほぉおおおおーーーー!!
子三瓶山山頂に到着♪
男三瓶から子三瓶までは、歩きごたえのある道程でございました。
ここでランチタイム♪
途中でお昼にしようかと何度も心が折れそうでした。
それぐらいお腹が空いてました。
すきっ腹にはなんでも美味しい~~~♪♪♪
山頂到着時に4~5人のグループが昼食を終えて出発の準備に取り掛かる頃でした。
「あとはもう下るだけ」とおっしゃっていたから扇谷分岐で西の原へ降りられたのかなぁ?
それから私は一人きりになって、静かな貸し切り状態で、
お昼ご飯をモグモグする贅沢を味わいました。
最後のハムをモシャモシャしてると、
単独の方が来られてお食事の準備に取り掛かられました。
すいませーん!一枚お願いします!と記念写真撮っていただきました。(これ)
お腹も一杯になって、
しばらく休憩もして若干やる気が薄れた昼下がり・・・。
やれやれ、
そろそろ行くかいなー、
行くしかないわなー、
どっこらしょぉおーーい!という気持ちと裏腹に、
それじゃっ!お先にっ♪・・・と軽い声で挨拶をして次なる目的地・孫三瓶へと向かいます。
次回ようやく最終回です。
by mizuho--24
| 2012-05-06 20:15
| 山