大山(弥山) 後編
2012年 05月 21日
夏山登山道に合流すると、
ここから修行の道の始まりだわ~~~!!っていつも思うんです。
なんっか、こう、殺伐としてるというか、
がんばれ!ファイト!!ってスポ根な印象なんですよね。
元谷分岐から六合目までがいつも一番苦しい道程に感じます。
Nikon 1 J1 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
標高1300mの標識をいつの間にか通過していて、
あれ?もう六合目?・・・だった。
ここでちょっとベンチに腰かけて一息つく♪
う~ん♪気持ちいい空だなぁ~♪
今日は虫がものすごい飛んでいて、
顔の前をぷぃ~んぷぃ~ん飛んでくる!
稜線もくっきり晴れ渡り眺め最高~♪
休憩する人たちの話すことにちょと耳ダンボになる。
やっぱり気になるの!
中海と宍道湖を勘違いしてるとか、
北栄町あたりの海岸線を鳥取砂丘とか、
ユートピア小屋をハイジの家だって言ってた時は吹き出しそうになった。
確かにそんな印象だけどさ。
六合目からちょっと行った先にあるヴューポイントから♪
ショウジョウバカマがわりとまとまって咲いていた♪
先ほどのショウジョウバカマは道の中央に横たわる島地に咲いていた。
ここは前回雪の残っていたポイント。
草鳴社ケルン。
ここまで来ると、大分来たな!と思う。
いい天気過ぎてカサカサに乾燥して白さがまぶしい~~
残雪に転げ落ちて来た石・・・。
この雪が無くなるのはもう少し先。
結構しぶといなぁ!!
命輝く季節だよねぇ。
さぁ、あともうひと頑張り♪
山頂碑に行く前に今日の気温チェーック☆
やぁっほぉおおおおおーーーーー!!!!
そろそろ気になるエリアを遠望。
デッキに腰かけぼぉ~~っと眼下に拡がる景色を味わう。
虫が・・・とにかくいっぱい・・・・
他の登山者の無防備な背中とか無数の虫がたかってる!!
こんなとこでご飯食べれない!!!
でも皆さん方、むしゃむしゃ楽しんでる。
偉いなぁ~~~~
今日は今季初ぐるりを決行♪
前回はとてもじゃないけど余分な行程を歩く気力が残っていなかった。
三叉路を左にレッツゴーー♪♪♪
地上に向かって急降下する印象が好き!!(≧▽≦)
転げ落ちそうな雰囲気が好き!!(≧▽≦)
もうじきイワカガミのピンクの絨毯がここから見られる!
楽しみ!!
今日はここ経由で下山する人が多くて嬉しかった♪
今年の山開きは6月3日です♪
残雪を横断する箇所が一ヶ所あってみなさん記念撮影されてました♪
もちろん自分も記念にパチリ☆
今日からデビューの靴、スカルパのカイラッシュちゃんです!
木に葉のある季節はこれで行こうと思います~♪
ちなみにピンクの靴を止めた理由は幅が広過ぎたから。
日本のメーカーが日本人向けに作った靴が合わないのは、
ある意味当然だったのかもしれません。
私、日本人に少数派の足型なんです。
お店で相談してあれこれ履き比べてこれに落ち着きました。
マムートとザンバランも細身の作りという事で、
マムートが幅は一番いい感じだったけど柔らか過ぎたし、
トータルの履き心地でカイラッシュちゃんになりました。
カイラッシュちゃんももうちょっと幅が狭いと最高だったけど、
長時間履き続けた時にどうなのかって事で後悔のない選択が出来たかな~と思います。
すっごい履き心地いいんです~~♪
合った靴だと疲れ方が全然違いますね!!
雪の残ってる場所を少し離れたところから。
年齢性別を超えてみなさん大喜びなさってました♪
降りる人、登る人、さまざまな思いを今日も山は包み込みます。
山頂の景色に別れを告げ、一路下山に向かいます。
吹き上がる風の心地良さよ・・・。
写真には撮れませんでしたが、
風に乗って、あっっっという間に飛び去ったから・・・
アサギマダラの姿を今季初めて目にしました。
乾ききった道はズルっとスっ転げそうでドキドキしました。
勢い余って転げないように慎重に足を運びます~。
八合目でプクプクに膨らんだ蕾のイワカガミが多数ありました。
今度の週末は見頃かも~♪
だいぶん下って来ました。
と、ここですってんころーり!!(><)
照れ隠しに一枚パチリ☆
そんな私をスミレが笑ってた。
この先も乾いた道が続きます。
もう転ばないようさらに慎重に進む・・・
元谷との分岐の近くまで降りて来ました。
この辺りに来ると、木々に木陰があるので地面の乾燥度も和らぎます!
そして、元谷分岐に到達。
一気に駆け下りて行きます!
空から青さが乏しくなって行きました。
朝の輝きは失われ、
なんともいえない静寂感に支配されていました。
階段の終着点に降りて来ました。
ここに到達すると「降りた感」が湧いてきます。
白い空・・・。
神社の階段をスタタタタタタ!!と降りる元気をキープしたままでした。
石畳を早足で進む事が出来る余力も残っていました。
そうして土曜日の弥山行きは無事に終わったのでした。
下山した時点では、日曜日に三瓶山へ行こうと考えていました。
まだ未踏の東の原のコースで登ってみようと。
しかし、帰りの高速で島根ナンバーの車に嫌がらせ運転をされて、
島根の山に行く気が消えてしまいました。
島根ナンバーは車間距離を取らない傾向があると感じます。
この地に赴任して来たときから、何度となく嫌な思いをさせられてきました。
この先、けっして島根ナンバーだけにはなりたくないと強く思っています。
そんなわけで、日曜日、再び大山を訪ねたのでした。
by mizuho--24
| 2012-05-21 19:04
| 山