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大万木山(おおよろぎやま) part.2

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森の中で赤い実はよく目立ちます。
これはユキザサの実。

透明感のある鮮やかな赤から
森のルビーって言われてるんですって。

 Nikon 1 J1 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6




それでは車道から再び登山道へ入ってからの続きです~~


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しばらく進むと標識が見えて来ました。
手前には道路を横切る長い木が横たえてあります。
何かの目印かな~?と思い目を向けると・・・


















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等検境コースとの出会いでした。
ちなみに等険境というのは山の名です♪
















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左側の道を登って来たのですが、
道を歩いてる時にはすぐ横にこんな風に別の道が並行してるって
ぜーんぜーん気が付きませんでした!


















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おお、ここでちょうどコースの半分の距離を来たってところですね!



















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若干天気も回復傾向というか、
標高も上がって来て、
谷底的な薄暗さが緩和されて来た。
最初よりちょっと寂しいムードが薄れてウレシイ~~~


















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いい森なんだけど細い木が多くて、
なんだかやっぱり寂しげな印象は続いた。


















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この先は山頂までゆるやかな道が続くらしい。
でも、ここまでもずっと緩やかな道でした。


















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ちょっとだけ毛無コースとやらを覗いてみた・・・。
結構いい道が続いてる~~

「車道へ0.7km」ってどういう意味だろう・・・
縦走路とは別物なのか?この道・・・
わかんないけど今日は気にしないことにする。


















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祠のあるところが門坂峠です~


















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地蔵峠に毛無山との縦走路はコッチ!の標識があります。
じゃあさっきの毛無コースってなんだったんだろう??はてな~~~


















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三瓶山が見える・・・らしい。
けどサッパリ・・・。


















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これらは見えるのか・・・
さすがに隠岐の島はムリでしょうけど~~~


















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あらら~真っ白でどこら辺りなのか見当も付かない(><)


















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気を取り直して進みます~~


















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おお♪なんかルンルンな雰囲気になって来ました!
誰にも出会わないので相変わらずクマにビクビクしながら歩いてましたけど。


















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わずかな時間、ガスが流れて来ました。
そしてほんの一瞬日差しが差し込んで来ました。
うひょ~~♪わんだふぉー♪な光景が展開しました。

でもウットリ眺めてたらあっという間にまた薄暗い状態に戻ってしまいました。
あ~・・・一枚も素敵な光芒が写せなかったなーちょっと悔しい!

またトボトボと歩いて行きます。
するとここで実物の景色が体感したかったエリアに到達しました。


















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ブナの林立する尾根を緩やかに進む極楽ロード♪
道幅はとても広く、ほぼ平坦な印象の道が続きます。


















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ときおり日差しが差し込む事も。
ここに住みたい!!と思うくらい素敵な場所でした。
この山にやっぱり来て良かった~~~!!!と心から叫びたい場所でした。


















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有名スポット?のチューする森の恋人たち。
(* ̄◎ ̄*)( ̄ε ̄@)))


















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平坦な道がちょっとだけ登りに転じる。
でもホント、緩やかで周りは穏やかな空気で、
なんともいえずいい道です~~

きっと紅葉したらさぞやブラボーなんだろうなぁ!としみじみ思いました。


















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「水場」とある地点に来ました。
水場ってどんな感じかというと・・・・


















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パイプから流れ出るようにしてありました~~
周囲には結構たくさんの登山靴の足跡が付いていました。
利用する人わりといらっしゃるのかな?

でもスゴイな~~~
川とかから離れてるっていうのに。
ここから川が始まってましたけど。
もしかして源流ですか?!( ´д`)


















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進むにつれ大きな木が増えて行きます。


















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山頂まであとちょっとのところに避難小屋とトイレがあります。

・・・・登りの写真はここで終わりです。
山頂は広場になってるんですが、
着いたら途中で出会ってどんどん先に行かれた二人組が手を振り出迎えてくれました。
で、ベンチに座っておしゃべりを楽しみ、おやつを頂いてお別れすることに。
彼らはお昼ご飯を展望台で食べるから、ということで渓流コースへと進んで行かれました。

さて私はそのまま頂上でお昼ご飯にしました。
ザックをがさごそやってると、ご夫婦がやってこられ一緒のテーブルでお昼ごはんタイムになりました。
楽しくお話しさせてもらいひと心地着いたところで帰ることにしました。

たぶん、二組の初対面の方とお話しして食事も一緒だったというのもあったと思いますが、
気持ちが平常心じゃなかったというか、
やっぱり緊張して舞い上がっちゃったんでしょうね~~~・・・・
頂上の写真を撮っていません。
残念なのは、この山で一番名の知れたブナの大木を見損ねたこと・・・。

それは頂上から2分ぐらいにあって、
しかも権現コースにあるというその木はせめて見ておきたかったのになぁ・・・。
家に戻ってから、あー!しまったー!と思ったんですけど。
次回の目的が一つでも出来てまぁ結果的には良かったのかも。

さて、帰ります。
帰路には渓流コースをとりました。
ブナの森がとても見ごたえあるという触れ込みで、
帰りにはこっちがお勧め!!って案内に出ていたんです。
頂上で出会ったご夫婦も、その「静かの森」を大絶賛だったので、
それはもうワクワクしながら進んで行ったのでした。


















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お昼ご飯を食べてる間は、雲間から青空が見えるのどかな天気でした。
渓流コースに入ってしばらくもムンムン熱気を感じるくらい気温も上がって来ました。


















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進むにつれてどんどん道が細くなって行きます。
ぎゃー・・・下り切る頃には草の実がびっしり靴下にくっつきそうだわ~~~

と・・・風が吹き始めました。
風に交じって雨粒が飛んでくるようになりました。

暑いから脱ごうかと思っていた上着のフードを被りました。
次第に雨の密度が上がって来ました。
こんな初めての山で初めての道で雨なんてヤダワ~~~!!です。

渓流コースはある地点で90度曲がって下って行きます。
ま~~っすぐ進んで行くと草峠の縦走路に突き進んでしまうから注意です。
ちなみに標識は肝心のところが壊れてました。
「渓流コース→」の部分が折れて地上に置かれています。
わたしウッカリ見落としかけました。


















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ホント、ほっそい華奢な道が続いています。
雨も風も本格的になって来ました。
でも大きくて葉っぱがたっぷりのブナの森なので、
地上にはあまり雨が落ちて来ませんでした。
とはいってもぬかるんで来たらこの細道は歩き難くなると思われるので、
出来るだけ足早に下って行きます。



















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通い慣れた山なら歓迎する濃ゆ~いガスが、
どわわわわ~~んと流れ込んで来ました。

うわー!嬉しくないーー!!
そういえば展望台でランチにすると言っていた二人さんはどうなったろう?
ここに来るまでに展望台なんて無かったけどな~~~

こんな天気にならなかったら、
森を楽しみながらルンルン気分だったのに。
今はただ足元が悪くなる前にささっと下山しなきゃ―!ってことで頭がいっぱいになっていた。

part.3に続く・・・
by mizuho--24 | 2012-10-09 18:07 |